【体験談】自己破産したもん勝ちは本当?理由とデメリットを解説
「自己破産したもん勝ち」という言葉があるのはご存知でしょうか?
そのように言われている理由とデメリットを自己破産経験者の僕が体験談で徹底解説します!
自己破産は債務整理の中の一つの手続きの手段のことを指し、借金の返済が経済的に困難になった方が、法律的に借金の支払い義務が免除されることを言います。
今回は、実際に自己破産を経験した僕が「自己破産したもん勝ちは本当なのか」「したもん勝ちと言われる理由と後悔しないためのデメリット」について解説します!
僕の借金総額は6,740,000円。
クレジットカードの枚数は6枚。
完全な多重債務状態でした。
とりあえず最初に、僕が多重債務の借金地獄から抜け出すために動いた話を知りたいという方は「こちら」を押していただくと、該当箇所まで一気に飛びますのでどうぞ!
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自己破産したもん勝ちと言われる理由
まずは「自己破産したもん勝ち」と言われる理由について解説します!
他には「自己破産はずるい」と言われることもあるそうです。
理由①:借金がゼロになる
なんと言っても自己破産の一番大きなメリットは「借金がゼロになる」ことです。
自己破産をすると、借金が無くなるので返済ももちろん無くなり、無借金の状態になります。
自己破産したもん勝ちと言われている最大の理由は、「借金がゼロになる」ことから来ていると推測されます!
もちろん、自己破産はメリットだけでなくデメリットもあるので、自己破産のことを知ることがまず大事になってきます。
理由②:国の法律で定められている
自己破産は「破産法」という法律によって定められている制度です。
ですので、自己破産に対して負い目を感じたり、恥ずかしいと感じる必要は本来はありません!
マイナスに思ってしまうのは、借金があって自己破産してしまったという世間体やプライドが一番大きい要因です。
僕も最初はそんな風に考えていました。
自己破産をすることは、ある意味第2の人生のスタートとも言えるのです!
理由③:メンタルが回復し健康になる
これは僕の実体験なのですが、自己破産して毎月の借金返済が無くなってから、メンタルが回復して健康にもなりました。
借金返済していた時は、借金のことを考えない日はありませんでしたし、メンタル的にも相当追い込まれていました。
あとは、メンタルの影響もあってかすぐに風邪を引いたりして体調を崩していました。
これは僕だけの意見かもしれませんが、自己破産して心身ともに健康になったので、ある意味自己破産したもん勝ちだと感じました。
自己破産したもん勝ちのデメリット
自己破産したもん勝ちの理由を解説してきましたが、その一方でその逆「自己破産したもん勝ちではない」という理由もあります。
自己破産しなければ良かったと後悔しないためにも、自己破産のデメリットもしっかり理解しておく必要があります!
自己破産の主なデメリット
自分が自己破産をする前に色々調べていたんですが、その時に気になったことって、メリットよりデメリットの方なんですよね。
一般的に言われているデメリットに加えて、実際に自分が感じた部分もお伝えしていこうと思いました。
僕は自己破産手続き中に引っ越しをしました!
弁護士に相談したら特に問題なく引越ししても良いということでした!
自己破産しても借金がゼロにならないことも・・・
ここで自己破産しても借金がゼロにならない場合をお伝えします!
知らない方も多いかもしれないので、要チェックです!
- 税金や社会保険料は自己破産しても支払わなければならない
- 罰金や損害賠償によって生じた治療費等の支払いも無くならない
学生時代に借りていた奨学金については注意が必要ですね!
奨学金は免除されない
保証人や連帯保証人がいる場合、奨学金は免除されません。
本人の代わりに、保証人や連来保証人に返済義務が発生します。
僕の場合は、父親が連帯保証人になっていたので、奨学金の残り約330万の支払い請求が親にいくことになりました。
ということは、自分自身に請求が来なくなるだけで、実質的には奨学金の返済は無くなっていないことになります。
しかも、法的には残額を一括請求となります。
でも安心してください。
僕の場合は、残額一括請求では無く、以前と同じ金額での支払いを続けることができました!
奨学金の引き落とし日前には、父の口座に奨学金のお金を毎月振り込んでいます。
なので、100%分割ができるかどうかはわかりませんが、もし自己破産することになったら、その旨も相談することをオススメします!
というか、奨学金の残額がある場合は、関係のある方へは絶対相談した方が良いと思います。
そして、保証人や連帯保証人の方への報連相はマストです。
自己破産しても免除されないものとは?非免責債権は支払い義務あり!
非免責債権、聞きなれない言葉ですね。
自己破産をすると原則として借金を支払う義務がなくなります(免責許可)。
基本的にはすべての借金がゼロになります。
しかし、実は自己破産しても免除されない債務というものがあります。
その債務のことを「非免責債権」といいます。
この非免責債権は、自己破産した後でも支払いの義務が残ります。
これこそ、知らなかったじゃ済まされないですね…。
自己破産しても免除されないもの【非免責債権】にはどんなものがあるのか?
では自己破産しても免除されない「非免責債権」を具体的に見ていきましょう。
税金や社会保険料
住民税、所得税や固定資産税などです。
国民健康保険や国民年金保険も自己破産しても免除されません。
税金や社会保険料って、案外大きい金額で負担になりますよね…。
支払いが困難な場合は、役所に相談すれば支払いの猶予や分割納付も受け付けてくれる可能性もありますので、一度相談してみてください!
下水道料金
ガスと電気代については、自己破産前に滞納していた分は免責されるのですが、水道代の下水道料金は支払いが免除されないので支払い必須です。
上水道の利用料金は免責の対象となるので、支払わなくてよくなります。
水道料金にもいろいろ決まりがあるみたいです。
いっそのこと上下とも支払い免除になったら良いのに…。
養育費や慰謝料、罰金
養育費や慰謝料も支払いの必要があります。
また、科料や過料などの支払い義務もなくなりません。
もし刑事罰や行政罰の支払いがある場合はしっかり払いましょうね。
自己破産手続きの際に、債権者名簿に記載しなかった借金
自己破産手続きの際に、債権者名簿に記載しなかった借金も支払わなければなりません。
嘘や借金を隠したりするのは絶対にやめてください!
ブーメランのように自分に戻ってきますから。
個人事業主の場合の従業員への給料の支払い
個人事業主で従業員の給料の支払いがある場合も、支払わなければなりません。
法人の場合は、自己破産するとその会社自体が無くなってしまうので、給料の支払い義務もなくなります。
個人事業主で従業員を雇っている場合は注意が必要です。
自己破産しても免除されない非免責債権はきちんと支払うのがベスト!
最初にもお伝えしましたが、基本的にはすべての借金がゼロになります。
しかしながら、非免責債権にあたるものは自己破産した後でも支払いの義務が残ります。
もし放置して支払わなければ、差し押さえを受ける可能性があります。
「差し押さえ予告通知」が届いたら要注意です!
どうしても払えない時は、役所などの関係機関に連絡して相談してください。
できるだけ早め早めの行動が結果的に自分を守ることにもつながります。
「非免責債権」は、知ってるか知らないかで後々に響いてくる可能性が高いです。
自己破産して支払わなくて良くなるもの、支払わないといけないものをきちんと理解することが非常に大事になってきます。
自己破産で失うものは?残るものは?
自己破産のことを何もわからなかった時は、自己破産なんてしたら持ってるもの全部持ってかれてしまうんじゃないかって思ってました。
ある意味借金がゼロになるかわりに、持ち物もゼロになる的な。
あながち間違いではないのですが、誤解していた部分も多くありました。
以前は、テレビとかも全部無くなって、極端に言うと部屋がすっからかんになるものだと思っていました。苦笑
でも安心してください!
テレビも無くなりませんでしたし、部屋もすっからかんになりませんでした!
その事実を知った時は、ほんとに安心感でいっぱいでした。
自己破産は、財産があればその資産を現金化して債権者に公平に配当する(返済にあてる)必要があり、それでも残った借金がゼロになるというものです。
ただし、自己破産後の生活はちゃんとできるようには守られています。
なので物が全部無くなってしまうなんてことはないのです。
僕も実際に自己破産を経験して、手元に残ったものもたくさんありました。
思っていたより失うものは少なかったです!
自己破産して失うもの
- 所有している自宅の土地や建物などの不動産
※原則、賃貸は対象外となります。 - 自動車
※基本的には失いますが、古い(価値が低い)車の場合は手元に残せる可能性あり。
裁判所ごとによって基準が定められているようです。 - 価値が20万円以上の財産(ブランド品など)
※失うかどうかの基準は裁判所ごとによって定められているようです。 - 高額な預金
- 資産
※有価証券(株式・社債など)、保険、退職金など
退職金は、状況によっては一部または全額が没収されるようです。 - 信用情報
※事故情報として登録される(ブラックリストに載る)ため、一定期間は新たな借り入れなどはできなくなります。
処分される財産はあくまでも本人名義のものだけなので、配偶者など他の家族名義で所有しているものであれば処分の対象にはなりません!
自己破産しても残るもの
- 99万円までの現金
- 合計20万円以下の預貯金
- 生活に必要な家具・家電
※いろいろと制約はあるようですが、基本的には手元に残せます。 - 家族の信用情報
※家族がローンや借り入れをする際に、自己破産をしたことが影響することはありません。なので、家族が新たに借り入れをしたり、ローンを組むことはできます。 - 仕事
※仕事への影響は基本的にはありません。
(自己破産したことを理由に解雇されることは原則なし)
ただし、以下の職業は一定期間制限される場合があります。
・弁護士、税理士、公認会計士、警備員など
自己破産手続きが完了すれば、この制限も解除されます。 - 選挙権
必要最低限の生活は保証されますし、99万円以下の現金や家具家電など、生活に必要なものは残すことができます!
実際に自己破産してみて失ったものは?逆に得るものはあったか?
あまり参考にならないかもしれませんが、僕の場合は自分名義の土地や建物も無かったですし、財産ももちろん無いので、正直失ったものはありませんでした。
心配していた、生活に必要な家具家電も何一つとして処分されませんでした!
自己破産する前と後で、持ち物はほんとに何も変わってないです。
悲しいかな、自分の資産が何も無いことがこんな時に吉と出ました。
ですので、かなり稀なパターンかもしれませんが、僕の場合はこれと言って物品で失ったものはなかったです。
しいて言うなら、失ったものといえば信用情報ぐらいです。
最初は、クレジットカード無しの生活なんて考えられない!と思っていましたが、実際にカードなしの生活をしてみると案外何とかなるもんですね。
信用情報も年数が経てば回復しますから!
しばらくはローンや借り入れはできませんが、あのめちゃくちゃ苦しかった借金生活がなくなると思うと、今の生活の方が比べ物にならないくらいマシです。
あと失ったものがもう一つありました!
債務整理(自己破産)なんて絶対したくない!というプライドです。
世間体やらなにやらのことを考えすぎて、どんなに苦しくても自己破産なんてするか!と思っていました。
自己破産したことで、自分を縛っていたプライドもなくなり心が少し楽になったような気がします。
間違いなく、世間体より自分の心や体の方が何百倍も大切ですから。
借金生活の時は、節約しすぎや食生活の偏りで、不健康になりよく風邪を引いていましたが、その借金がなくなったことで健康になれました!これマジです!
借金生活の時はよく風邪を引いていましたが、今はまったく風邪を引かなくなりました!
あとは、これが自己破産をして得たものの中で一番大きいかもしれませんが、借金が無い未来への希望を得られたことです!
借金返済してた時は、今月の支払いをどうするかでいっぱいいっぱいで、未来のことなんてまったく考えられていませんでした。
でも、借金がなくなったことで、未来の生活への希望が生まれました!
返済が無いだけで、こんなにも心に余裕が生まれるのかと自分で自分にびっくりしました。
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割賦が残っている携帯電話はどうなる?会社や家族にバレるのか?
次はまだ端末代金の支払いが残っているスマホはどうなるのか?
自己破産したら会社や家族にバレるのかを解説します!
割賦が残っている携帯電話はどうなる?
携帯の本体代金の支払いがまだ残っている人はこれも気になりますよね。
僕は、携帯の本体代金の分割がまだあと6万円ぐらい残ってました。
とあるネット情報では、分割の残債がある場合に自己破産すると、携帯が使えなくなるみたいなことが書いてあったので、内心ヒヤヒヤしてました。
この点も、担当の弁護士さんに相談したら大丈夫とのことで、セーフでした。
かなりヒヤヒヤしましたが、今まで通り携帯も使えていますし、携帯の本体代も今まで通り分割での支払いを続けています。
携帯電話については、自己破産する前と何も変わらない状態で使用を続けることができています。
また僕の場合は、分割の残債は残っていますが、月々の携帯電話料金の支払いについては滞納したことはありませんでした。
なお、個々の状況・状態によって携帯電話が使用継続となるか強制解約になるのかは変わってくるので、一度担当の方に相談してみてください。
会社にはバレるのか?
結論、自己破産しても会社にバレない可能性は高いです。
仕事については、僕の場合は全く問題なかったです。
誰にもバレることなく仕事を続けています。
ただし、会社からお金を借りていたり、自身の借金を滞納しすぎていて給料が差し押さえになった場合は、会社にバレるのでご注意を。
家族にはバレるのか?
該当する方は、ここは特に心配な部分ですよね。
原則、本人名義の財産や負債が対象になるので、基本的には影響はないです。
家族にもペナルティがいくなどの影響があったら心配ですもんね。。
ただし、家族にバレるパターンとしては、弁護士事務所や裁判所から書類が届くことがあるので、その時に知られてしまうこともあるようです。
この点については、100%バレるバレないは言い切れないので、間違いなく相談してみた方が良いです。
ちなみに、保証人や連帯保証人には100%バレます。
僕の場合は、奨学金の連帯保証人に親がなっていたので伝えました。
正直、話す前はめちゃくちゃ嫌でしたが、今後の自分の人生を考え、ここで踏ん張ってちゃんと言った方が、未来はきっと明るいと信じて伝えました。
自己破産のメリット
自己破産のデメリットはわかりましたけど、逆にメリットはどんなものがあるんでしょうか。
- 借金がゼロになる→なんと言っても、これに限ります!
- 借金が返済できない状態であれば、誰でも自己破産できる
- 業者からの取り立てが止まる
- 99万円までの現金は手元に残せる→不動産や車等の財産は処分することになります。
- 精神的なストレスから解放される→これはめちゃくちゃ大きいです。
以上が、主なメリットです。
※その人の状況によってもメリットに多少の違いはありますので、詳細については一度関係機関の無料相談を受けてみるのが確実です。
【体験談】自己破産して後悔はしたか?
そんな自己破産したもん勝ちとも言われている自己破産ですが、実際にしてみて後悔はあったのかもお伝えします!
さっそく結論から言うと「後悔はしていません」。
僕が自己破産しても後悔していない理由は次の3つです!
①苦しすぎた借金返済から抜け出せたから
まずは、なんと言っても毎月苦しくて苦しくてたまらなかった借金返済から抜け出せたことが一番大きいです!
のちほど後述する自己破産のすべてのデメリットを打ち消すくらいに、毎月の借金返済が無くなることは自分の中で大きかったです!
これがあるだけで、自己破産する価値はありました!
②クレジットカードが無くても生活していけたから
借金地獄だった頃は、毎日のようにクレジットカードを使っていました。
現金が無くても、クレジットカードがあるという謎の安心感でした。
自己破産前は、クレジットカードが無いと生活していけないとさえ思っていました。
ですが実際自己破産して現金のみの生活になってみると、案外問題なく生活していけました!
現金で生活していく…当たり前のことですが、借金生活で感覚がマヒしていたのでそんなことも忘れていました。
一番の違いは、無駄遣いが圧倒的に減ったということです!
自己破産前は、無意識レベルで無駄遣いしていました…。
③仕事への影響はまったく無かったから
これは人によりますが、僕の場合は仕事への影響はまったくありませんでした!
自己破産すると、質屋・古物商、弁護士、司法書士、警備員、宅地建物取引士などの職業については、手続き開始から数ヶ月間は資格や職業に制限がかかり仕事ができなくなります。
幸いにも僕は、まったく関係のない仕事をしていたので、何も影響を受けることなく仕事を続けることができました!
自己破産したもん勝ちとは、借金の苦しみから解放され人生を再スタートできること
自己破産を経験した僕が「自己破産したもん勝ち」を自分なりに解釈すると「借金の苦しみから解放され、人生を再スタートできる」これに尽きると思います。
でも最初は、自己破産すると決まった時、不安でいっぱいでした。
自己破産は、債務整理の最終手段とも言われています。
僕の自己破産に対するイメージは、
自己破産前は、『人生の終わり』くらいに思っていましたが、今はイメージが変わり『新たなスタート』のように感じています。
もちろん、借金をゼロにするのにデメリット無しで行うのは無理ですが、デメリットがあったとしても大概の人はメリットの方が圧倒的に大きいです!
あなたは決してひとりじゃない
今このブログを読んでくださっている方は、借金で苦しんでいる方だと思います。
誰にも言えず、ひとりで悩んでいる方もたくさんいることでしょう。
僕もそのひとりでした。
誰にも言えず、約5年間もがき苦しんできました。めちゃくちゃしんどかったです。
でも今は、新たな再スタートができています。
借金という精神的なストレスからも解放されています。
だから安心してください。
今は苦しい未来しか見えないかもしれませんが、本当の未来はきっと明るいです。
ほんの一歩だけでもいいので、動いてみましょう。
そしたら気づきます。
あなたはひとりじゃないということに。
借金については、専門家の方がいます。
そして味方になってくれます。
僕もそうでしたが、相談することさえめちゃくちゃ怖かったです。
でも、明るい未来は、行動しないとやってきません。
逆に言えば、行動したら、明るい未来は近づきます。
僕がどこにどう多重債務の借金相談をしたという順番やその詳しい内容はこちらの記事に書いていますので、よければ参考にどうぞ!
【体験談】無料の借金相談してみてどこが良かった?実際の流れで解説
【自己破産しないで済む方法】どうしても自己破産したくない方は?
僕は自己破産しましたが、世の中にはいろんな状況の人がいて、自己破産だけは絶対したくないという方も多いハズです。
僕も最初は自己破産なんて怖いし絶対したくないと思っていました。
自己破産以外での借金問題の解決方法はいくつかあります。
「収入を上げる」や「節約をしてその分を返済に充てる」などありますが、今回は僕が実際に経験した債務整理の話をしていきます!
自己破産しないで済む方法は2つ
自己破産以外で借金返済の負担を軽くする方法は主に次の2つです。
- 任意整理
- 個人再生
任意整理や個人再生は、自己破産よりも資産を残せる可能性が高い債務整理の方法でもあります。
では、各方法についてそれぞれ詳しく説明していきます。
方法①:任意整理
任意整理は、裁判所を通さずに、借金をしている会社を選んで手続きすることができるのが特徴です。
任意整理は、債務整理の中でも一番ポピュラーな制度です。
僕は結果的には自己破産になってしまいましたが、本当はこの任意整理がしたかったんです。
利息のカットなどによる借金の減額や、分割払いによる返済期間の延長が可能です。
任意整理では借金の元金自体は減額されませんが、利息や遅延損害金が免除できる可能性があります。
元金のみの返済になれば、確実に借金は減っていきます!
返済期間は、3年~5年程度です。
そして、任意整理は家や車などの資産を手元に残すことができます!
家族にもバレずに借金問題を解決できる可能性が高いのもこの任意整理です。
できることなら誰にもバレずに手続きを終えたいですよね…。
といったところで、この任意整理は、借金の利息をなくし元金のみ返済する手続きで、できる限り周りへの影響が少ない借金解決方法と言えるでしょう。
方法②:個人再生
個人再生は、裁判所を通す手続きで、借金を約5~10分の1に減額、もしくは最低弁済額100万円まで減額することができます。
借金が元金を含めて大幅に減額できます!
返済期間は3年~5年となっています。
個人再生は、同居している家族がいる場合は、バレずに手続きするのは難しいかもしれません。
裁判所に家族全体の家計収支表や配偶者の収入証明書を提出しなければならないからです。
別居している家族や親にはバレずにできる可能性はあります!
個人再生も任意整理と同様、家や車などの資産を残すことができます。
自己破産では叶わない、ローン中の家を残したい場合にはこの個人再生がおすすめです!
個人再生には、住宅ローン特則という制度があります。
住宅ローンだけ特別扱いということですね。
自己破産しないで済むならしない方がいい
任意整理と個人再生の自己破産との大きな違いは、借金がゼロになるかならないかです。
借金が無くならない限り、返済は必ず発生します。
なので、任意整理や個人再生をした後の返済をしっかり継続していくことが何より大事になってきます。
言い換えると、自己破産しない限りは借金返済し続けなければならないということです。
ですが、自己破産は今回紹介した2つと比べるとデメリットも大きいですし、あくまでも最終手段なので、自己破産しないで済むならしないにこしたことはないです。
今回解説した2つの方法は、借金が減額できるので今よりは間違いなく返済が楽になります!
借金地獄から抜け出すために、多重債務の借金をなんとかしようと決める
結果的に僕は多重債務で自己破産しましたが、本当は自己破産じゃなくて任意整理で借金問題を解決したかったです。でも実際は任意整理ができる状態ではなく、選択肢が自己破産しかありませんでした。
その一番の原因は、多重債務の借金問題を解決するための行動(債務整理をするタイミング)が明らかに遅かったから。
本来借金問題の解決方法は一つじゃないので、僕のように自己破産一択にならないためにも、この実体験の記事を読んでくださった方にとって何かしら得るものがあれば幸いです。
この多重債務の借金地獄から抜け出すためにはどうしたらよいのかと、まずは色々調べました。
そして、借金問題を解決する方法として「債務整理」というものがあることを知りました。
その頃は「債務整理って何?自己破産って言葉はなんか聞いたことあるけどやばそう…」くらいしか知りませんでした。
自分なりに調べた結果「任意整理」という方法がダメージも少なそうだし、家族にもバレずに借金問題を終わらせられると思い、頭の中では任意整理をしてみようかなという思いが出てきました。
そこからは、毎日任意整理についての情報をネットで調べてました。
いろんなサイトやブログを見て、ひたすら情報収集しました。
債務整理経験者の僕が、いろいろ調べて厳選した弁護士・司法書士事務所を載せた記事もありますので、そちらも事務所選びの参考にしてみてください!
【債務整理を考え始めたら】信頼できるおすすめの法律事務所7選
任意整理は一番利用されている借金解決方法
任意整理は、債務整理の中でも一番多く利用されている制度です。
その数なんと、年間200万人以上が任意整理しています!
自己破産は年間7万人前後ほどと言われていますので、借金を解決しているほとんどの人が任意整理をしているということになります!
以下の状況に当てはまる方は、任意整理がおすすめです。
・借金の返済が苦しくなってきたので、なんとかしたい
・毎月返済していても借金が減らないので、なんとかしたい
・借金のことを家族や会社に知られずに、なんとかしたい
このような借金状況の場合、僕の経験上では借金問題について何かしら動き出した方がいいボーダーラインに来ています。
任意整理の一番のポイントとしては、手続き後の利息がカットされることです!
そして借金の元金だけを、3年〜5年で完済できるように毎月の返済額を調整します。
今よりも確実に毎月の支払い額が減額されるので、月々の支払いの負担が間違いなく減ります!
いつまでも借金が終わらない原因として「利息」があります。
元金+利息で、借金総額が雪だるまのように大きくなっていくのです。
僕のようにリボ払いを多用していたら、毎月の返済はほぼ利息のみで元金が全然減らないというリボ地獄に陥る可能性が高いです。
あとひとつ知っておきたいことは、任意整理はその対象を自分で選ぶことができます。
それもあって、任意整理をしてもほとんどバレることはない、バレる可能性は低いと言われています!
どういうことかと言うと、借金が多い2社だけ任意整理して、あとの1社は任意整理しないという選択もできるのです!
住宅ローンや自動車ローンを任意整理から外せるのは大きいです!
だがしかし、僕の場合は任意整理できないことがわかる
結論として、僕は任意整理できませんでした。
厳密に言うと、収入やその時の状況から判断して、任意整理をしても多重債務の借金問題が解決できないことがわかりました。
相談した弁護士さんからは「自己破産」の一択しかないと言われました。
その時は、もう絶望でした。
本当に人生終わったと思いました。
未来が閉ざされた感じで、どうすればよいか分からなかったのを覚えています。
でもなんとか、なんとか気持ちを持ち直して、今の多重債務の借金地獄からどうしても抜け出したかったので、自己破産を進めることにしました。
結果的には、今は無事に無借金生活を送れていますし、あの時に自己破産して良かったと心から思っています。
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まずはネットでできる借金減額診断をやってみた
そんな僕ですが、最初から弁護士さんに相談できたわけではありません。
いきなり誰かに直接相談というのは気が引けましたし、まだそこまでの覚悟ができていなかったので、まずはネットでできる借金減額診断というものをやってみました。
誰かに借金のことを相談してみたい気持ちはあるけど「まだそこまでじゃない」と思っている方や、いきなり対面での相談はちょっと…と思っている方は、僕の実体験からまずは自宅でバレずにスマホで簡単にできる「借金減額診断」がおすすめ。
なぜ僕が最初にこれを選んだかというと、自宅でできることと、無料かつ匿名OKで借金の相談ができるからです!
どこかでは目にしてすでに知っているかもしれませんが、匿名、無料、秘密厳守で今の借金が減るのかどうかを調べられるサービスです。
僕は合計4ヶ所に借金の無料相談に行ったのですが、そこで強く感じたことがあります。
それは、最初から対面での相談じゃなくまずはネットや電話での相談をして良かったということ。
理由は、対面だと何か聞かれた時に焦ってしまいそうですが、ネットや電話だと声だけということもありそこまで焦らずに対応できるからです。
それに加えて、対面の前に何回か相談しているので、借金の相談内容がある程度まとまってきているということが大きいです。
実際に合計4ヶ所に相談してから債務整理をした身としては、自分の借金の状況を整理するためにも、一旦練習のつもりでネットや電話の無料相談から始めてみるのをおすすめします!
前提として知っておきたい重要なポイントは、この「減額診断を利用して専門家に気軽に相談してきてほしい」という趣旨で運営されているサービスだから無料でできるということです。
色々調べたうえで僕がやってみたのは「ライズ綜合法律事務所の借金減額診断」。
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もちろん勝手に何か手続きが始まってしまうことも絶対にありません。
まずは「自分の借金がどれくらい減る可能性があるのか」を知ったうえで、そこから実際に何か手続きをするかどうかはその後に考えても大丈夫です!
僕は、まだ大丈夫まだ大丈夫とアクションを起こすのを先延ばしして、借金問題をなんとかしようと思うまで約5年かかったのですが、その結果解決方法としては「自己破産」しか選択肢がなく自己破産することになりました。
もうあと2年、いや1年でも早く動いていたら、自己破産以外にも任意整理という選択肢があって、自己破産よりもダメージが少なく借金問題を解決できていたと今は本当に思います。
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減額診断でわかることは次の3つ!
・過払金が発生していないか
・債務整理によって借金を減額できるかどうか
・どれくらいの借金を減らすことができるのか
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もちろんブラックリストに載ることもありません。
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多重債務の借金で苦しんでいるあなたに最後に伝えたいこと
今はあれだけあった多重債務の借金もなくなり、お金に対しても無理のない使い方ができています。
借金生活の時には考えられなかった貯金もできてます!
この話を読んでくれたあなたも、ほんの少しの勇気で今までの苦しい借金生活から抜け出せるかもしれません!
長くなりましたが、この話は紛れもなく僕の実体験です。
今回、自分が借金をしたきっかけや借金生活を振り返ってみて、あらためてもう同じ思いはしたくないと心から思いました…。
思い出すだけでも、冷や汗が出てきそうです。。
これは何にでも言えることだと思うのですが、起きてしまったことを後悔してもしょうがないので、前に向かって進んでいくことが大切です。
僕のように、自己破産して破産者マップに載らないためには「今」が大事です!
僕の場合は、間違いなく行動するのが遅かったです。
重い腰を上げて行動するまで約5年かかりました…。
もう少し、あと少しだけでも早く動いていたら自己破産せずに済んだかもしれません。
そんな思いをしたからこそ、同じ借金で苦しんでいるあなたには同じ思いをしてほしくないんです。
行動しなかったことで後悔することはありますが、行動して後悔することは間違いなく前者より少ないです!
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ライズ綜合法律事務所より引用
ご家族や知人の方に知られる事が無い様、十分に配慮した上で対応させていただきますのでご安心くださいませ。
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