【体験談】自己破産手続き中の生活は?自己破産前と何が変わった?後悔は?
自己破産中の生活って気になりませんか?
何か不便なことはあるのか?とか、後悔はしていないのか?とか。

未知な部分なので、気になりますよね。
今まさに債務整理を考えている方は、気になる部分だと思います。
僕自身、債務整理(自己破産)する前は、事後の生活はどうなっていくんだろうという不安がありました。
今回は、そんな自己破産中の生活を、実体験を交えてお伝えします。

どうも、今まさに自己破産中ののけっつです。
今回は、自己破産前と比べて何がどう変わったのかをお伝えします。
自己破産前の生活は?
まずは、自己破産前はどんな生活を送っていたのかからお話しします。
東京で派遣社員として働いてました。
給料は時給1600円。
仕事は事務系。
残業は月20時間ぐらいでしょうか。
副業として、アパレル輸入転売などをしていました。
副業の収入は…月に数千円。

副業を始めた時の初期費用が全く回収できませんでしたね。
毎月の借金返済額は10万円超。
支払いはほとんどがリボ払い。
そして、毎月の返済のほとんどが利息の支払いに消えていました。
その頃は、借金の総額も把握できてなかったですね。
ゴールの見えない借金返済というマラソンをひたすら走っている感覚です。

まさに、地獄。
ただただ、給料日という給水ポイントだけを目指して走っていました。
でも、そんな時でも、また新たな借金をしてしまうんですよね。
毎月延滞なく支払っていたというのもあり、カードの利用可能額が少し回復したら、「おっ、カードで払えるな」という感覚になり、なんの躊躇もなくカード払いをしてしまうんです。
支払いは、もちろんリボで。
今思えば、借金への感覚が完全にマヒしていました。

完全に感覚がぶっ壊れてますね。
カードの利用可能額は自分の貯金額みたいな感覚。
借金(マイナス)という感覚はなかったですね。
むしろ、「まだ、使えるな」というプラスの感覚です。

無自覚って怖いですね。
そんなこんなで、毎月の給料は、家賃や光熱費、そして借金返済に消え、自分で自由に使えるお金は…ほとんどありませんでした。
なので、もちろん貯金はゼロです。
将来性もゼロです。

なんと悲しいかな。
というように、毎月借金返済に追われてました。
心の奥底では、「いつまで払い続けるんだろう」という漠然とした不安がありました。
限界を迎え、自己破産へ
そしてある時、プツンと切れました。
張り詰めていた糸が切れました。
終わりの見えない借金返済。
貯まらないお金。
年月だけが過ぎていく不安感。
自己破産前の生活は、まさに借金と共に生きるでした。
何と言ってもリボ地獄でしたから。

リボ地獄は本当に怖いです。
抜け出すのは困難。
ある時、返済に限界を感じ、何か現状を変えようと動いてみたのです。
債務整理をしようと一歩踏み出しました。
債務整理について何もわからなかったですが、無料相談してみたら色々わかってきました。

でも借金のことってなかなか相談できないですし、行動するのも腰が重いですよね。
僕もなんとか勇気を振り絞って重い腰を上げ行動を起こしましたが、最初は怖くて弁護士にいきなり相談には行けませんでした…。
僕の場合はまず何をしたかと言うと「借金減額診断」というものをしてみました。
いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思う方はぜひお試しください。
その具体的な一歩については、こちらの記事をどうぞ。
そして、自己破産手続きの真っ最中の生活はこんな感じです。
自己破産中の生活
僕が弁護士に自己破産の依頼をしたのは、2019年の10月です。
そして現在は、2020年5月。
まだ自己破産の手続きは終わっていません。
コロナの影響受けてます。笑
次のアクションとして、裁判所に1回行くことになっているのですが、コロナの影響で手続きが長引きそうだと担当の弁護士から伝えられました。

何よりも命は大事ですからね。
そして今は仕事も変わりまして、月収約20万円の正社員。
家賃は約6万円。
これは自己破産とは直接は関係ないのですが、今現在は東京から引っ越して地方に住んでいます。
東京にいた頃に比べると、給料は格段に下がりましたが、家賃も下がったので、まあなんとかやれてます。
借金返済は、もちろん無しです。
この借金返済が無いことが、何よりも大きいです。
精神的な面での安定が圧倒的です。
返済ってどうなってるの?
返済は弁護士に依頼した2019年10月からストップしています。
それ以降一切払っていません。
というか、返済の督促も無くなりますし、払わなくてよくなります。
弁護士費用については、僕は法テラスという制度を利用したのですが、今の今まで、初期費用やその他の費用は一切発生していません。

法テラスという制度は、お金の無い人にとっては本当に助かる制度です。
僕は今月から、2020年の5月から弁護士費用の支払いがスタートします。
金額は、毎月5,000円。
この金額を約2年半払っていきます。
でも、初期費用も一切なく、弁護士に相談して約7ヶ月間借金の支払いも一切なく、これから毎月5,000円ずつの返済。
これ、めちゃくちゃ良心的じゃないですか。

本当に助かっています。
僕が利用した法テラスについて書いた記事はこちら。
そして今までは、毎月の給料日には真っ先に借金返済のことを考えていたのですが、今はそれが全くありません。
むしろ少しずつではありますが、貯金もできています。

今までの自分だったら、貯金なんて考えられなかったです。
今はクレジットカードも全て無いので、ある意味健全な生活を送れています。
自己破産前とその後で仕事への影響はあった?
今は自己破産の手続き中ですが、全く問題なく働いています。
会社にバレることもなかったですし、自己破産前と変わりないです。

最初は仕事に影響出るのかなと思い少しドキドキしましたね。
安心してください。何も起こりませんでした。
結論、借金から解放された生活はとてつもなく楽でした!
正直、今はとても快適に生活できています。
不便だと思うことは・・・僕の場合は現状無いです。
自己破産前と今とで違っていることは・・・
借金返済があるかないかです。
もはや、この部分が全てです。
自己破産前は、もし自己破産したら後悔するのかな?とか考えていた自分がいましたが、いざしてみると後悔の気持ちはまったくありませんでした。

後悔に感じたことは一度もなかったですし、むしろあの時勇気を振り絞って自己破産という選択をした自分を猛烈に褒めてあげたいです!
クレジットカードが使えないということもありますが、僕は何も問題ありませんでした。
借金返済が無い分、食事も栄養あるものを食べれています。
趣味の時間も取れています。
毎日笑えています。
何より、借金というストレスから解放されています。
借金を返せなくなってしまったという事実は間違いなくありますが、今は前を向いて進んでいます。
ゼロから、もう一度人生立て直しです。
全く後悔していません。
むしろ、あの時一歩の勇気を出して良かったと心から思っています。

怖かっただろうにほんと「よくやった自分!」です!
僕も最初の一歩を踏み出すのがめちゃくちゃ怖かったです。
できることなら、現状維持のままでいたかったです。
でもあの時の一歩が、今の借金から解放された生活へと繋がっています。
必ずうまくいく方法はあります。
勇気を出して一歩を踏み出せば、数ヶ月後、数年後、間違いなく今とは180度違う生活をしていることでしょう。
それは僕が証明します。
数ヶ月前の自分の行動で、あの時には全く想像もできなかった生活を今送っています。

今僕はまだ自己破産中ですが、借金で苦しんでいる人に伝えたいことがあります。
大丈夫です。あなたは独りじゃないです。
必ず味方はいます。
最初はめちゃくちゃ不安だと思います。
でも、その不安の先に、明るい未来は待ってます。
僕も最初は不安でいっぱいでしたが、その不安に飛び込んだら明るい未来が待ってました。
僕が借金地獄から抜け出せたきっかけは、【結果まで1分】借金減額シミュレーション早くすれば良かったと後悔した話【無料】の記事をどうぞ。

むしろ、最初は不安しかなかったです。
明るい未来は、あなたを待っています!