借金まみれで首が回らない時にまずやるべきことは?【自己破産経験者が解説】

僕は何年も借金まみれで首が回らない状態でした。
毎月借金返済しても全然残高が減らなかったです。
ほぼ全てをリボ払いにしていたので、毎月の返済はほとんど手数料の支払いに消えていってました。
結果的に自己破産しましたが、その頃は借金がいくらあったらやばいのかも全然わかっていませんでした。

そんな借金まみれの生活から抜け出したかった…。
心から立ち直りたいと思っていました。
一般的に借金はいくらからやばいとされているのか?
一人ひとり状況も違うので、一概には言えませんが、その目安として以下が挙げられます。
借金の総額が年収の3分の1を超えている
貸金業法において、総量規制というものが定められており、年収の3分の1を超えている場合は新たな借入ができなくなる恐れがあります。
年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。
日本賃金業協会HPより引用

借金が年収の3分の1を超えている場合は、今まで通りの生活が難しくなっている可能性が非常に高いです。
ただし、総量規制は貸金業法に基づくため、それとは関係のない銀行や信用金庫からの借入は制限を受けないものとなっています。
とは言っても、借金で首が回らない状態であれば新たな借入は注意が必要です!
毎月の収支がマイナス

毎月の収支がマイナスの状態は大変危険なサインだと思います!
なぜなら、僕がそうでしたが、収支がマイナスなので借金返済のためにキャッシングなどをして新たな借金をしている可能性も高いからです。

完全に借金の沼にハマっています。
多重債務となっている
複数社から借金をしている場合も注意が必要です。
おそらく借金額も大きい金額になっている可能性が高く、無借金時代のような生活はできていないと思われます。

毎月返済日が複数回あると、精神的にも参りますよね…。
長年返済しているのに借金が減らない

僕は何年も借金を返済してるのに全然減りませんでした。
なぜなら、借金のそのほとんどをリボ払いにしていたからです。
毎月の返済額が減る代わりに、返済時の手数料が増えていきます。
ということは元金が減りづらいということになります。

僕は毎月の返済の半分以上がリボの手数料でした。
それに伴って元金はほぼ減っていないので、ある意味半永久的に借金返済が続くような感じでした。
借金完済の未来なんてこれっぽっちも見えてなかったです。
僕は以上の項目のすべてに該当していました。
やばいというレベルを完全に通り越していました。
でもその頃は、借金がいくらあったらやばいという感覚もマヒしていて、頭の中は毎月の返済をどう工面するしか考えられていませんでした。
今その頃を振り返って感じること、立ち直る糸口は?
あらためて借金地獄だった頃を振り返ってみて、これはやばいと感じたことがあります。
それは、「借金の総額を把握していなかったこと」です。
今自分が、何枚のカードを使っていて、それぞれいくら借金をしているかの把握が全くできていませんでした。
なので、借金返済にあと何年かかるのかが全く分かっていなかったです。

そりゃあ、完済なんて見えませんよね。
考えていたのは、毎月の返済が間に合うかどうかだけ。
お金が足りない時は、キャッシングして借金返済してました。

まさに本末転倒。
なので借金から立ち直るための糸口としては、まずは借金の総額を把握して、あと何年で完済できるのかを把握することです。
今でこそ冷静に考えられますが、その頃は必死でしたから。
全く笑いごとじゃなかったですね。
最後に心から伝えたいことがあります!
僕はこのブログを通して、自己破産を勧めたいわけではありません。
自己破産はあくまでも、最終手段だと思います。

自己破産なんて、できればしないに越したことはありませんからね。
その前に、任意整理等もありますし、債務整理をせずに返済する道だってもちろんあります。
借金を返済することは大切です。
でも忘れないでください。
何より1番大切なのは「あなた自身」だということを。
借金は最悪リセットできます。
でも「あなた」という人間はリセットできません!
なので、自分の心と体は大切にしてください!
まだ遅くないです!
今の生活から抜け出したい、立ち直りたいと思った今がその時です!

心や体を壊したら、借金返済もできないですから!