【自己破産物語】借金と無縁だった僕が借金地獄に落ちたきっかけ【実録】
今回は、僕(のけっつ)が借金をしたきっかけと、どう借金地獄に落ちていったのかをお話します。

自分がどう借金をして、どう借金地獄に落ちたのかを振り返ることは、自分を見つめ直す意味でも必要かもしれないですね。
【第1章】借金のきっかけは偶然じゃなく必然か
僕は田んぼに囲まれた田舎で生まれ育ちました。
親は普通の会社員で、裕福だったわけではありませんが特段貧乏だったと感じることはありませんでした。
俗に言う一般家庭。
借金とは無縁の生活でした。
ある時までは…。

いきなりストーリー調になりましたね。笑
時を遡ること…8年。
新卒で大手アパレル会社に就職し、約2年が経った頃。
僕は、モデルという仕事に興味が湧きました。

急にどうした?笑
その時は、「人生は一度きりだからやりたいことにはチャレンジする」をモットーにしていたこともあり、モデル事務所に自分から履歴書を送り、なんとか無事?にモデル事務所所属となりました。

スカウトじゃないところが惜しいですね。笑
そこから、企業勤めで正社員というレールを外れるわけなのですが、なにせ売れないモデルだったので、時間がめちゃくちゃありました。
今思えば、その有り余った時間があったことで、自分のこれからについて、人生について考える事ができたと思います。

あの頃は、お金もない中で時間はあったので、自然に自分と向き合う時間が増えましたね。
そして色々考えた結果、「自分で何かビジネスをしよう」と思ったのです。

へ?モデルは?
モデルの仕事も楽しかったですが、将来を考えた時に自分がモデルという仕事で一生やっていく未来が見えなかったのです。

結局は、覚悟がなかったんですよね。
何より、モデルになったということで満足してしまって、例えば「○○の雑誌に載る」といった目標がなかったことが、目標設定に失敗していたと思います。

そんなヤツがモデルで成功するわけがありませんね。
そして、どんなビジネスをしようと考えた結果、「ネットビジネス」にたどり着きました。
当時、自分のパソコンも無かったので、奮発して20万円ぐらいのMacbookproを買いました。

今思うと、自分には使いこなせないくらいのスペックのPCだったので、もったいなかったです。笑
…そして、そのPCで今このブログを書いています。笑
大切に使えば長持ちするもんですね。
話が少しそれましたが、このPCを購入した際に初めてクレジットカードというものを使いました。

初めてクレジットカードを使った時は、なんか分からないですがドキドキしましたね。
支払いは、分割だったと思います。
…これが、僕とクレジットカードとの出会いです。
正確には、クレジットカード自体は持ってはいた(厳密には、学生時代に作ったキャッシュカードにクレジット機能が付いていた)のですが、今の今まで、全く使うことはありませんでした。

むしろ、クレジット機能のことをすっかり忘れていました。
こうして、クレジットカード(借金)とのお付き合いが始まっていくのです。
…この時は、まさか数年後に自分が『自己破産』するなんて思ってもみませんでした。
【第2章】借金地獄への扉は開かれた 〜リボ払い〜
やっとPCを手に入れたので、早速その頃有名だった?○○塾にウン十万円を支払い、ネットビジネスに取り組みました。
この塾に入る代金の支払いは、「リボ払い」でした。

リボ払いに手を出すのが早かったですね。
この頃は、リボの仕組みを全然理解せず、ただ毎月の返済金額が低くなるならとリボを利用してしまいました。

もしこの頃に戻れるなら、自分の頭を一発叩いてやりたいです。
カードを1回使ってしまうともう、2回、3回と気兼ねなく使っていました。
そして数年後、気付いたら自分の返済能力を大きく超えてしまっていたのでした。
原因は、カード払い時の怒涛の『リボ』連発です。
割合で言うと、「9割リボ:1割一括or分割」でした。

こりゃいかんわな。
完全に返済の見通しがないまま、安易にリボ払いにしてたことが良くないですね。
何が怖いって、ネットで「ワンクリック」でリボ払いに変更できてしまうんですよね。

自分にとっては、簡単にリボに変更できてしまうことも、リボへのハードルが低くなる要因でしたね。
そして、借金はどんどん膨らみ、毎月借金返済で給料のほとんどが飛んでいきました。
しかも、借金のほとんどがリボだったので、返済のほとんどが利息で取られていて、元本が減らないという、魔の借金地獄にハマっていました。
今考えると怖いですが、そんな借金地獄を約5年過ごし、心身ともに限界を迎えました。

返しても返しても減らない借金。
すり減るのは自分のメンタルだけ。
思い出すだけでも辛かったですね。
そうして、借金返済にもがいた後僕は、とりあえず1回弁護士に相談してみようとすがる思いで連絡したのです。
【結論】借金地獄は二度と味わいたくない
今回、自分が借金をしたきっかけや借金生活をあらためて振り返ってみて、もう同じ思いはしたくないと心から思いました。

思い出すだけで、脇汗が出てきました。
これは何にでも言えることだと思うのですが、起きてしまったことを後悔してもしょうがないので、前に向かって進んでいこうと思います。
僕の経験が、誰かの借金生活を食い止めるきっかけになったり、借金返済で苦しむ人の心のよりどころになれれば幸いです。

借金地獄から抜け出そうとしているあなたを僕は心から応援しています。