【失敗する確率は約3%】自己破産ができないケースを実体験を元にどうすればいいかも解説!
自己破産は、基本的には誰でも使える制度ではありますが、状況によってはできないケースもあります。

自己破産を最終手段にしていたのに、もしできないとなるとどうすれば…。
このようになって焦らないためにも、どういったケースの場合に自己破産ができないのかを解説します。

自己破産が失敗する確率は、約3%と言われています。
そのほとんどが成功するとは思いますが、0%ではないので安心もできないです!
こんな場合は自己破産できない可能性が高い!
借金の支払いが可能であること
まず大前提として、自己破産するには借金が返済できない状態でないといけません。

借金返済できる状態だったら自己破産する必要ないですもんね。
失業している状況でも、借金を返済できる貯金がある場合は認められません。
借金は返済できている状態だけどしんどいという方は、自己破産以外の選択肢を考えていった方が良いです。
借金の額が100万円以下の場合
借金の額が100万円以下の場合は、自己破産が認められにくい可能性があります。
一般的に100万円ほどの借金であれば、客観的にみて返済可能であると考えられているからです。

僕にとっては100万円でも十分大金ですが…。
ここで大事になってくるのは、支払い能力の有無です。
債務者に返済能力がないと判断されれば自己破産できる可能性はあります。
自己破産の予納金が支払えない
予納金は自己破産手続きするうえで、裁判所に支払う費用のことです。
同時廃止の場合は数万円程度ですが、管財事件の場合の予納金は最低でも20万円程度になるみたいです。
もし予納金が払えない時はどうすればいい?
予納金が払えない時は、主に以下の2つの解決策があります。
弁護士に相談する

なにかあったら弁護士などの専門家に相談するのが一番です!
法テラスを利用する
僕が最初に相談しに行った弁護士事務所では「自己破産しか選択肢はないと思うが、うちでは対応できない」と言われ、そこで法テラスというものを教えてもらいました。
僕はこの法テラスを利用して自己破産しました。
ただし、収入や財産の条件があるので法テラスに関して興味がある方は要確認です。
法テラスについて書いた記事もあるので、気になった方はどうぞご覧ください。
ブログ:【法テラス】自己破産の費用が払えなかった僕でも分割で自己破産できた方法【保存版】
借金の原因が免責不許可事由に該当している
この免責不許可事由と呼ばれる理由の場合には、免責が許可されない、つまり自己破産が許可されない可能性があるということです。
免責不許可事由は以下のようなものがあります。
- ギャンブル、ショッピングなどの浪費
- クレジットカードの現金化
- 財産をわざと隠したり減らしたりする
- 過去7年以内に自己破産をしている
- 自己破産の予定があるのにさらに借金をする
- 財産状況の書類などを隠したり偽造する
- 一部の債権者だけに返済している

他にも、嘘をついたり、自己破産手続きに協力的でなかったりしてもダメです。当たり前のことですが…。
まとめ:自己破産ができないケースも状況によっては十分にあり得るが、諦めるにはまだ早い!
今回自己破産ができないケースについて解説しました。
僕自身、1回目に相談に行った弁護士事務所ではお金が無さすぎて自己破産を断られましたが、そこで法テラスの存在を教えてもらい無事に債務整理(自己破産)することができました。

正直、最初に弁護士さんに断られたときは絶望の気持ちでいっぱいでしたが、そこで諦めずに行動を続けて良かったと心から思います!
弁護士事務所の無料相談を2、3か所行くのも全然アリだと思います!
僕は2か所の事務所に行きました。
弁護士さんによっても対応は変わってくるので、ある意味セカンドオピニオンです!!
なので、もし自己破産ができないと言われても、まだそこまで悲観する必要はないです!
相談する人を変えたら、また違った解決策を提示してくれる場所はきっとありますし、味方になってくれる人も必ずいます!
僕も最初はひとりで借金と戦っていましたが、自己破産することになり色んな人に話を聞いたことで「ひとりじゃない」ということをあらためて実感できました。
大丈夫です。あなたは独りじゃないです!
必ず味方はいます!
僕も応援してますから、諦めずいきましょう!
僕が借金地獄から抜け出せたきっかけは、【リボ地獄】本当は自己破産じゃなくて任意整理したかったけどできなかった実体験の記事をどうぞ。

自己破産ができないケースも状況によっては十分にあり得ますが、諦めるにはまだ早いです!
希望の光を信じて進んでいきましょう!